黒にんにくは、にんにくの国内生産量一位、全国のにんにく生産量の約7割を占める青森県でも2006年頃より生産されるようになりました。
良く勘違いされて、黒にんにくと言う種類で、元から黒いにんにくだと思われている方もいらっしゃいますが、黒にんにくは、通常の生の白いにんにくを加工したものです。
黒にんにくの種が欲しいと、時々お電話を頂きますが、《黒にんにくの種》は存在しません。
この白いにんにくが黒く変化していくプロセスの中で、アルギニン、S-アリルシステイン、シクロアリイン、プロリン、ピログルタミン酸他、各種アミノ酸が数倍に含まれる《黒にんにく》となります。
黒にんにくには、人間が本来持っている、さまざまな機能を活性化させる作用があることが判明し、その後爆発的に《黒にんにく》は青森県内はもとより日本中、いや世界的に広まっていきました。
日本初の《黒にんにく》は、今や欧米、アジア、西欧はじめ世界各国へ広がりを見せています。
宇田博士が日々温度と湿度を調整しながら一つ一つ手作業で確認しながら製造しています。
完全無添加製造にこだわる黒にんにくは、季節や時期により原料の白いにんにくの違いを見極めながら、にんにく本来の神秘的なパワーを高め、みなさまの健康と美容をサポートする黒にんにくです。
アルギニンは免疫反応の活性化、細胞増殖促進コラーゲン生成促進、血管の老化防止、免疫力を高める作用、また怪我をした時など傷の治癒、修復に活躍する重要な成分です。
アルギニンには疲労感の原因とも言われる体内の余分なアンモニアを除去作用があり、激しい運動や疲労の回復にもアルギニンは非常に有効で実際に栄養ドリンクなどで使われている栄養素でもあります。
さらに注目されている効果に糖尿病や高血圧にも有効でアルギニンは血糖値を正常化し糖尿病を防ぐことがわかってきました。
インスリンそのものに働くため分泌を促進し動きを良くし血糖を抑える事がイタリアの循環器糖尿病研究所の調べで報告されています。
糖尿病の家族歴がある、血糖値が高く心配な方は、アルギニンが含まれている食材を積極的に取り入れるだけでも十分予防効果があります。
黒にんにくには通常の白いにんにくと比較して3倍のアルギニンが含めれています。
ポリフェノールと聞くと赤ワインやブルーベリーを思い浮かべる方もいると思いますが黒にんにくにも通常のにんにくと比べて5倍〜10倍にも増加したポリフェノールが含まれています。
例えば同じ野菜の中でも多いポリフェノール含有量の煎茶と比べても100g当たり205㎎に対し、黒にんにくは210㎎以上と野菜の中ではトップクラスの含有量を誇ります。
近年よく耳にするポリフェノールは野菜や果物の渋み、苦味、色素などに含まれており強い抗酸化作用があります。
体内では常に活性酸素が発生しており近年この活性酸素が体を錆びさせ老化現象を早める原因とされています。
体に取り入れると老化現象の元と云われる活性酸素を除去する大事な栄養素がポリフェノールですが近年、抗アレルギー作用が非常に強く花粉症などを抑制する効果がある事がわかってきました。
重度の花粉症が治ったという話を良く聞きますが理由が解明されつつあります。
活性酸素の発生原因はストレスや喫煙,飲酒,電磁波,紫外線,食品添加物などですので黒にんにくも無添加のものを選びたいですね。
塩まき農法と肥沃な土壌に恵まれ、古くから農業の村として知られてきた歴史ある農業地帯で、減農薬栽培、完熟堆肥づくり促進など、環境にやさしい安心・安全な商品生産に積極的に取り組んでいます。
豊かな土壌で育まれたその一片一片は、ふっくらとして糖度が高く、健康成分も豊富に含まれています。
納豆や味噌のように外側からの菌の助けを借りず、にんにくそのものの力を利用する完全な自己発酵で作られる無添加食品です。
そのため、徹底した湿度・温度管理のもと30日間たっぷり時間をかけて熟成します。熟成期間は片時も目が離せない緊張の連続です。毎日、手作業で一つ一つ発酵の状態をチェックしながら、にんにくと対話することで、最高の状態へと導く職人技は、開発に8年も要した試行錯誤の賜物です。その証拠に自らの力だけで発酵する黒にんにくは生にんにくに比べ、有用成分が何倍にもアップしています。
納豆や味噌など自然の素材を発酵させて作る「発酵食品」が体によいことは良く知られています。
最近の研究では、発酵作用により食材が本来もっている栄養とは別に、
新たな栄養素が生み出されるということがわかってきました。
生にんにくは翌朝まで臭ってしまう事から敬遠されがちですが、黒にんにくは、熟成により、にんにく独特の強い戻り臭もなく、臭いを気にせず食べられます。微量でも臭いが気になる方は、夜に召し上がると、翌朝には気になりません。
黒にんにくには熟成過程で
・アルギニン
・S-アリルシステイン
・シクロアリイン
・プロリン
・ピログルタミン酸
などの成分が増加します。 さらにアミノ酸量も増え、その量はにんにくの数倍にも。
現在はさまざまなメーカーにより商品化されていたり、手作りを取り入れたりして、黒にんにくが比較的手に入りやすくなっています。
しかし熟成温度や湿度、期間によって熟成度合いは異なり、成分量にも違いがあります。 ある商品では
・アルギニンが3倍
・ S-アリルシステインが16倍
・総ポリフェノールが6倍
・アミノ酸各種2~7倍
と増加することが、分析結果から明らかになっています。
商品を選ぶ時は、栄養価のより高い黒にんにくを選ぶことがとても重要なのです。
通常のにんにくは刺激が強く、強力な殺菌効果もある食品です。 そのため生の状態で食べると、
胃腸の荒れや下痢が起こる
腸内の悪玉菌と一緒に善玉菌も殺してしまう
ということもあります。
これはにんにくの殺菌成分「アリシン」が原因です。
しかし、黒にんにくは、熟成過程で「アリシン」が「S-アリルシステイン」へと変化。 「アリシン」の含有量が大幅に減少するため、にんにくのような体の刺激を伴う副作用はほとんどありません。 安心して生のまま食べることができます。
黒にんにくに含まれるアミノ酸の一種アルギニンは、通常のにんにくの約3倍。 疲労感の原因物質アンモニアを除去し、疲労回復に効果を発揮したり、インスリンの分泌を促したり、幅広い効果を期待できます。
【主な健康効果】
・コラーゲン生成を促す
・血管の老化を防ぐ
・免疫力を高める
・精力増強
・傷の治癒・修復
・疲労回復
・血糖値の上昇を抑える
黒にんにくにはアミノ酸とポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは野菜の中ではトップの含有量。 ポリフェノールの強い抗酸化作用は、老化現象のもととなる活性酸素を除去する働きがあるとされています。
さらに近年では花粉症などを抑制する、強い抗アレルギー作用があることもわかってきました。
アミノ酸とともに、さまざまな健康効果を期待できます。
【主な健康効果】
・花粉症などのアレルギー改善
・冷え性改善
・疲労回復
・風邪予防
・滋養強壮
・生活習慣病予防
・高血圧の予防
にんにくが黒にんにくへと熟成する過程で生まれるのが、S-アリルシステインです。
S-アリルシステインには強い抗酸化作用があり、老化現象を引き起こす活性酸素と腸内の悪玉コレステロールが結びつくのを防ぎます。
活性酸素が増えることによるシワなどの肌老化や動脈硬化、糖尿病などを防ぐのに有効です。 またS-アリルシステインは抗ガン作用もあることがわかっており、現在も研究が続けられています。
【主な健康効果】
・生活習慣病の予防
・疲労回復
・血液をサラサラにする
・アンチエイジング
・糖尿病の予防
・ガンの抑制